開催あいさつ

西洋伝統占星術をリードする一人であるベンジャミン・ダイクス氏の伝統占星術ワークショップが定期的にオンラインで日本語に通訳され、開催されることは我々日本人にとって大変恵まれたことのように思われます。

現在の占星術の状況として、その大きな流れに、心理占星術の流れがある一方で、1980年代以降、伝統占星術復興の流れがあります。
1980年代以前、伝統占星術の流れは現在と比べるなら遥かに細々と存在するにすぎませんでしたが、1985年の『クリスチャン・アストロロジー』のレグルス版の復刻は、伝統占星術の大きな復興の流れのきっかけの1つとなりました。
欧米のカンファレンスでは伝統占星術の技法を扱った講座が多くなってきていますが、 日本の占星術界では伝統占星術の書籍も、講習会も数が少なく、 まだまだ十分に紹介されていないのが現状です。
このワークショップでは、 欧米の伝統占星術をリードするベンジャミン・ダイクス氏を迎え 伝統占星術の素晴らしさ、面白さを日本に伝えていただきたいと思っています。

ベンジャミン・ダイクス氏は現在、伝統占星術を牽引するトップクラスの人物の1人と言ってよいでしょう。
アメリカの名門イリノイ大学で哲学の博士号(phD)を所得し、 またロバート・ゾラーより伝統占星術を学んでいます。
2007年に中世の占星術師であるグイド・ボナッティの『天文書』を 2年間という短さでラテン語から英語に翻訳、註釈し、編集、出版します。
それ以降も、ラテン語、アラビア語、ギリシャ語の占星術の文献を翻訳し続け、 ワークショップはアメリカ、イギリスだけでなく、台湾、トルコなどの非英語圏でも開催されています。

伝統占星術は覚えることが多く、複雑で難しいというイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、 ベンジャミン・ダイクスのワークショップの特徴として、非常に平易で分かりやすく、整理されていて、易しい言葉で説明してくれます。

2019年にベンジャミン・ダイクス氏に来日して頂き、記念すべき第1回目のワークショップが開催されました。受講生の皆さんからは強烈な熱気を感じましたし、 多くの方が感動さえし、大好評のうちに幕が閉じられました。
そして去年はコロナウィルスの世界的な流行のために海外から入国するのが困難となってしまいました。
しかしワークショップは続けていく必要性を感じていましたので、 オンラインの形をとってワークショップを行う運びとなりました。
そして今年もオンラインでの開催となります。
これまで同様、配布テキストとプレゼン資料の翻訳を私が担当し、 当日の講義通訳は西洋占星術家のいけだ笑みさんが担当いたします。
皆様よろしくお願いいたします。

オーガナイザー 田中要一郎

田中要一郎 Youichiro Tanaka


オーガナイザー/資料翻訳

1974年和歌山県生まれ。 早稲田大学卒。 占術研究家。翻訳家。芸人。高校時代より占いに興味を持ち、研究を始める。西洋伝統占星術、インド占星術、七政四余など古典をベースとした東西の占星術を比較研究する。 五術研究家の阿藤大昇の門下で「三式・三典」を伝授される。 日本のみならず中国、インド、欧米の諸師にも学ぶ。レイモンド・ロー公認風水師。 主な占術は「占星術」「子平」「風水」「易」「タロット」「人相・手相」「姓名判断」など多岐に渡る。太陽 乙女座。月 牡羊座。

<書籍> 翻訳:梁湘潤「子平推命 基礎大全」(太玄社)、 ウィリアム・リリー「クリスチャン・アストロロジー 第1書&第2書」(太玄社)、「クリスチャン・アストロロジー第3書」(太玄社)、ベンジャミン・ダイクス「現代占星術家のための伝統占星術入門」(ナチュラルスピリット)、徐芹庭「風水羅盤大全」(太玄社) 対談集:「占術談義」(太玄社)

田中要一郎の占術世界 http://uranaigeinin.com

いけだ笑み Emi Ikeda


通訳


宇宙のからくりと人間存在の謎について、物心ついたころから考え続け、古代占星術と錬金術思想にたどりつく。 1999年からプロの占星術家としての活動を開始。 主にホラリー占星術の研究と実践に取り組みながら、東京、大阪、仙台、福岡などで講師活動やイベントをしています。


<著書> 「基本の「き」目からウロコの占星術入門①」(説話社)、 「基本の「き」目からウロコの占星術入門②」(説話社)、 「ホラリー占星術」(説話社)、 「いますぐ深読みできる フレンドリー・タロット」(太玄社)
いけだ笑み公式サイト: astro.secret.jp